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本巻は希望学の成果のうち、希望を包括的、理論的に扱った論文を中心に構成する。シリーズ導入の第1巻として、「希望とは何か?」と読者がまず思う問いかけに対して、社会科学の各分野における研究者が、その考察を試みる。
執筆者:広渡清吾/リチャード・スウェッドバーグ/末廣昭/玄田有史/水町勇一郎/松村敏弘/岡野八代/宇野重規
本巻は、今回の希望学プロジェクトで実施された、社研としては50年ぶりとなった総合的地域調査である釜石調査の成果本である。釜石は、戦前から最近に至るまで釜石製鉄所のお膝元として、限られた空間の中で労働者を中心として多くの社会階層を包摂してきた日本の縮図である。その歴史と、第一次・第二次・第三次産業を含む多様な産業における希望を考察する。
執筆者:中村尚史/青木宏之/梅崎修/仁田道夫/宇野重規/中村圭介/加瀬和俊/橘川武郎/大堀研
本巻は第2巻に引き続き釜石調査から希望を考察する。釜石という地域社会の市民生活と、同窓会調査から明らかになったそこに生まれ育った人々の軌跡、釜石調査で見つけた希望の萌芽、希望の繋がり、地域再生と希望の関係などから、地域における希望の行方を考えていく。
執筆者:佐藤岩夫/上神貴佳/大堀研/宮島良明/永井暁子/西野淑美/石倉義博/土田とも子/玄田有史/座談会(竹村祥子・玄田有史・中村尚史・宇野重規・中村圭介・仁田道夫・土田とも子・西野淑美・青木宏之・永井暁子・石倉義博・石川耕三)
本巻は希望学の成果のうち、「ここにも希望がある」という、知られざる世界における希望の存在と、その意味を論じる。シリーズの最終巻として、希望は今、社会や人類に何を問うのかを考察し、社会の中での希望のありかについての探求は絶えることはないというメッセージを投げかける。
執筆者:宮崎広和/アナリース・ライルズ/春日直樹/草郷孝好/ガッサン・ハージ/アン・アリソン/大沢真理/田村哲樹/仲正昌樹/中里見博