大飯原子力発電所はこうしてできた―大飯町企画財政課長永井學調書
語り手:永井學 / 聞き手:金井利之、五百旗頭薫、荒見玲子
定価 3,000円(税別)
本書は、福井県大飯郡旧大飯町(現おおい町)元助役・永井學氏への聞き取り調査の記録である。
永井氏は1933年に同町(当時は本郷村)で生まれ、町役場に おいて企画財政課長補佐、同課長、収入役、助役などを歴任し、2000年に退職した。その間、原子力発電所(関西電力大飯発電所1・2号機及び3・4号機)の受け入れを実務面で担い、併せて振興計画の立案・実施を牽引した。
目次
- 第一章 はじめに
- 第二章 苦闘の時期
- 第三章 原子力発電所1・2号機建設紛争
- 第四章 大飯町の町勢の飛躍的発展へ向けて
- 第五章 スリーマイル事故と1号機運転再開
- 第六章 3・4号機増設問題
- 第七章 3・4号機増設による振興計画
- 第八章 町政の安定
- 第九章 大飯町からおおい町へ
- 第十章 原子力行政の最前線で