東京大学社会科学研究所 全所的プロジェクト研究

セミナーの記録と日程

全所的プロジェクト研究
 


第49回 全所的プロジェクト研究運営委員会
(2005.1.20

出席
橘川 大沢 中村(圭) 松村 石田(浩) 宇野 中村(民) 各氏
鈴木(事務長) 土田 飯窪 中島 竹内 宇佐美 各氏
欠席
平島 樋渡 末廣 田中 中川 佐藤(岩)  各氏
1.予算関係

現在の残額と使用予定は別紙の通りである。
・自班の残額を超えて支出の希望のある班は、事務局に早めに連絡する。



2.各班活動報告


橘川プロジェクト

有斐閣から出版する予定の3巻本の原稿が、半分まで集まっている。

政治関係プロジェクト活動報告

<国内政治プロジェクト>

(1)活動状況
  特になし

(2)現代政治経済研究会予定

・3月11日
 
 吉田文和氏(共同通信政治部長)「小泉政権登場による自民党政治の変容」(仮題)

(略歴)1978年東京大学教養学部国際関係論科卒。同年共同通信入社。1987年から政治部(竹下派担当)。この間1996年3月から1999年1月までワシントン支局。外務省クラブキャップ、平河クラブキャップ、政治部デスクを経て、現在政治部長。

<国際政治プロジェクト>

(3)活動状況

・ 第1回全体ワークショップを1月29日開催予定

・ 倉田秀也氏(杏林大学)の研究会終了

(4)国際政治経済研究会予定

・2月18日 徳地秀士(防衛庁防衛局防衛政策課長)「新防衛計画大綱について」

(略歴)1979年東京大学法学部卒。同年防衛庁入庁。The Fletcher School of Law and Diplomacy修士課程修了
1999年防衛庁防衛局計画課長。内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)付、内閣参事官を経て、現在防衛庁防衛局防衛政策課長(兼)防衛研究所企画室長

中川プロジェクト

Routledge社に提出する最終原稿のスタイルチェックと英文プルーフ作業を進めている。
今月末までに提出の見込みである。

大沢プロジェクト

・2月19日(土)下記のシンポジウムを開く。

日時:2005年2月19日(土)10:30〜16:30

場所:東京大学経済学部1番教室

テーマ 「経済危機の時代:診断し処方する—フェミニスト経済学の可能性」

報告者
ダイアン・エルソン(エセックス大学)Diane Elson(University of Essex)
ハイディ・ハートマン(女性政策研究機関)Heidi Hartmann(Institute for Women's Policy Research)
ロザリンダ・オフレネオ(フィリピン大学)Rosalinda Ofreneo(University of the Philippines)
堀内光子 (ILO駐日事務所) Mitsuko Horiuchi (ILO Office in Japan)

コメンテーター
カレン・シャイア(デュースブルグ大学)Karen Ann Shire(Universitaet Duisburg-Essen)
村松 安子 (東京女子大学)Yasuko Muramatsu (Tokyo Woman's Christian University)

・3月に、ドイツのデュースブルクにおいて、次の研究に引き継ぐべく論点を整理する会合を開く予定。

中村(圭)プロジェクト

1)各章の修正。締め切り1月26日

2)1月31日に、東洋経済に原稿を渡して、 研究会としての業務は一応、終了。

松村・中村・佐々木プロジェクト

・研究会

日時 1月12日(水)17時15分ー19時

報告者 太田勝憲(神戸大学大学院経済学研究科D3)

報告タイトル The Value of Information in Multimarket Contact

石田プロジェクト

・研究会

1月21日(金)3−5時

「職業資格の世俗的効用について」

阿形健司氏(愛知教育大学)

・ワーキング・グループ

1月20日(木)5:30−8:00

2003年度の高校生調査・高校調査の分析

平石・宇野プロジェクト

今後の研究会

・1月28日(金)

  報告者 山下範久氏(北海道大学)

  題目 「反グローバリズムの屈折:ポランニー・パラダイムとその限界」

・2月8日(金)

  報告者 薮野祐三氏(九州大学)

  題目 「戦後日本の政治学——90年代までの軌跡——」

3.刊行計画


1月18日、19日の2日間に渡って成果刊行のための研究会が開かれ、巻の構成、各章の内容等多岐にわたる議論がなされた。
1巻、2巻とも、編集責任者、各章執筆者が持ち帰り、構成・内容について出された意見に従って修正し、3月14日(午前10:30〜午後5:00)に再度修正済み原稿を持ち寄って検討会を開催する。

 

<文責 土田とも子>