今後のプロジェクトセミナー
セミナーの記録と日程
全所的プロジェクト研究
 

第42回 全所的プロジェクト研究運営委員会(2004.4.15

出席 橘川 平島 末廣 大沢 中村(圭) 樋渡 中川 田中 佐藤(岩) 宇野 松村 佐藤(香) 中村(民)各氏
中田 根岸 土田 飯窪 中島 各氏
欠席 なし
1.予算関係
通常校費、リーダーシップ旅費、リーダーシップ校費とも、別紙の通り、プロジェクト2003年度決算案を予算委員会に提出する。
2.今後のプロジェクトセミナー予定
  • 4月27日 酒井啓子氏(アジア経済研究所) 時間変更 3時30分開始
    テーマ 「戦後イラクの政治動態とアラブ・イスラーム圏への影響
  • 5月11日 五十嵐武士氏(法学政治学研究科教授)
    テーマ 「東アジア国際関係の構造的変容とアメリカ」
  • 6月1日 村松岐夫氏(学習院大学教授)
    テーマ 「90年代の政治行政関係の変化」
  • 6月22日 張勝華(Seung Wha Chang)(ソウル大学法学部教授)
    テーマ 「Regionalism in East Asia」
    コメンテーター Barbara Stallings(Brown大学教授、社研外国人客員教授)
              河合正弘(社研教授)
3. 事務体制
新年度より、各班リーダーの研究室に分散して勤務していた事務補佐員、研究支援推進員が、1階プロジェクト企画室と、2階調査室に詰めて作業することとなった。これに伴って別紙の通り緩やかなルールを定めた。ルールは試行しながらメリットとデメリットを判断し、その都度改めていく。
・ 2室に依頼する作業は、とりあえずはプロジェクト関係のものであれば何でも良い。
・ 1階事務室前にプロジェクト企画室のメイルボックスがあるので、活用されたい。
4.各班活動報告

橘川プロジェクト

3月16日に、和文の成果刊行について、出版社と著者を交えて議論し、おおよその方向性が決まった。英文成果についても刊行準備中。

樋渡プロジェクト

<国内政治プロジェクト> 

(1)活動状況
・上神貴佳氏の研究会終了。16日にスティーブン・リード氏の研究会
(2)現代政治経済研究会予定
<次回>
・5月14日 西澤由隆氏(同志社大学)「経済投票と制度要因—CSESデータによる検討」
(略歴)1957年生。同志社大学法学部卒。エール大学大学院修了、Ph.D.。現在、同志社大学法学部教授。
(著書)『55年体制下の政治と経済—時事世論調査データの分析—』〔共著三宅一郎・河野勝〕木鐸社、2001。
<次回以降> 
・6月1日  村松岐夫氏(学習院大学)「90年代の政治行政関係の変化」
・6月18日 河村和徳氏(金沢大学)
・7月16日 堤 英敬氏(香川大学)
・9月17日 谷口将紀氏(東京大学)
・10月15日 池田謙一氏(東京大学)
・10月22日 田中愛治氏(早稲田大学)「衆院選と参院選を振り返って」
・11月19日 名取良太氏(関西大学)

<国際関係プロジェクト>

(3)活動状況
・27日に酒井啓子氏の研究会
・倉田秀也氏の研究会が決定
(4)国際政治経済研究会予定
<次回>
・5月11日  五十嵐武士氏(東京大学)<プロジェクトセミナーと共催>
        「東アジア国際関係の構造的変容とアメリカ」
(略歴)1946年生。東京大学法学部卒。現在東京大学大学院法学政治学研究科教授
(著書)『政策革新の政治学』(1992年)、『日米関係と東アジア』(1999年)『覇権国アメリカの再編』(2001年?等(いずれも東京大学出版会)。
<次々回>
・5月21日  川上高司氏(北陸大学)
   「米軍の前方展開と日米同盟−東アジアを中心として−」
(略歴)1955年生。京都産業大学法学部卒。同大学院博士課程前期課程修了。
  大阪大学博士(国際公共政策)、現在、北陸大学教授。
(単著)『米軍の前方展開と日米同盟』(同文舘、2004)、『米国の対日政策』(同文舘、2002)、『国際秩序の解体と統合』(東洋経済、1995)、『パワーブローカーズ』(日刊工業新聞、1992)など。
<次々回以降>
・6月11日  鈴置高史氏(日本経済新聞編集委員)「最近の北朝鮮をめぐる国際関係」
・7月23日  浅野 亮氏(姫路獨協大学)
・9月10日  菊池 努氏(青山学院大学)
・11月12日 木宮正史氏(東京大学)「ポスト冷戦期の朝鮮半島をめぐる国際政         治システム−その変化と持続性に関する考察」
・12月10日 大橋英夫氏(専修大学)
・ ・2005年1月14日 倉田秀也氏(杏林大学)

末廣昭・小森田プロジェクト

4月16日(金) 
ファミリービジネス研究会。今後の研究会のもちかたについて。
5月8日(土)
アジア企業内福祉研究会。科研費の申請結果について。今後の研究会の進め方。

中村(圭)プロジェクト

各グループとも事例調査のまとめを鋭意執筆中。

田中プロジェクト

中国社会科学院の研究協力者とともに、上海、北京で、ヒアリング調査を実施した。

大沢プロジェクト

Palgrave から刊行される予定の英文出版準備中。
9月にイギリスで最終的な詰めのワークショップを行う予定。

中川プロジェクト

1 プロジェクト出版関係
(1)リサーチシリーズNo.13(プロジェクトシリーズNo.11)が刊行された。
Managing Development and Transition in a Globalizing World: Corporate Behavior。末廣、橘川論文
他8本と中川執筆のIntroductionを収録。
(2)Routledge、Kluwer社からの回答はまだない。

2 次期プロジェクト関係
Barbara Stalling教授が外国人客員教授として着任された(4月2日)。
Chang Seun Wha教授(ソウル大学法学部)が法学部客員教授として着任された(4月12日)。
次期プロジェクト立ち上げに向けて、これらの方と共同作業を開始する。

松村・中村・佐々木プロジェクト

(1)以下の研究会を行った。
3月24日(水 )
報告者 岩田正隆(東京大学大学院)
タイトル Collaborative Production, Strategic Action, and the Distribution of Income

(2)社会科学研究の特集「日本経済と産業組織」が刊行された。

佐藤(岩)プロジェクト

(1)出版に向けて、柱立てと執筆分担を調整中。
(2)次回研究会は5月に予定。 出版の内容を検討するワークショップまたはゲストスピーカーの報告のいずれかで行う。
(3)年間計画はまもなく結果のわかる科研費の採択結果を見て確定する。

平石・宇野プロジェクト

研究会予定
4月16日(金)17時半から
 報告者 平石直昭氏
  テーマ 「「市民社会」・「開国」・「開かれた社会」」
5月17日(月)17時半から
 報告者 佐藤岩夫氏
 テーマ 「90年代司法改革と公共性論」

石田プロジェクト

高校3年生を対象とした卒業後追跡調査の基礎となる第1回のパネル査を引き続き実施中。
調査協力校101校のうち、94校ぶんのデータ入力が終了した。
上記調査対象校の、進路指導担当教員を対象とした学校調査の調査票を3月2日に発送した。現在、70校が回収済みで、引き続き協力を依頼している。

4.成果刊行計画
刊行については、90年代以降の日本において、企業とその周辺で起こった危機とそれへの企業レベルでの対応を中心とした第㈵巻、政府レベル、制度レベルで起きた危機と、それへのマクロレベルでの対応を中心に分析する第㈼巻の2冊を刊行する予定で、編集に関する議論を行ってきた。当面執筆者の確定を中心に進めていく。
                                                                                 
           (記録 土田とも子)