㈰末廣プロジェクト
ファミリービジネス研究会を継続。
東・東南アジアの生活保障班では、新メンバーを加えて編成替えを計っている。
従来国別の社会保障の制度の実態を見てきたが、企業内保障と社会保障のリンケージを解明する必要があることがわかった。従って企業調査の経験のある研究者が新たに3名参加する。科研費申請も計画中である。
ISS Research Series は社会保障の専門家、企業や家族制度などの研究者だけでなくそれらの関係を見ることの出来る地域研究者の参加を要請して編集する。
㈪松村プロジェクト
研究会 6月は以下の2回の研究会を行った。
6月11日(水)タイトル Cross
Border Shopping in a Location Model
報告 Sougata Poddar (Department of
Economics, National University of Singapore)
6月18日(水)タイトルTaste
Heterogeneity and the Scale of Production: Fragmentation,
Unification, and Segmentation
報告 村田安寧氏(東京都立大学経済学部)
7月9日は、中村民雄氏の報告で研究会を行う予定。
㈫中川プロジェクト
成果の出版準備中
市販の書物 プロポーザルを準備し6月中に出版社に提出する予定。
レビュー候補者は現在交渉中である。紀要特集号、ISS
Research Seriesとも、すでに1/3原稿を提出した。 第2フェイズは地域統合—主として貿易関係をテーマに行うが、国際共同研究をどう組織していくかを考えている。
㈬田中プロジェクト
SARSの影響で、中国との共同研究のスケジュールが9月以降に延期になった。
㈭中村圭介プロジェクト
ホワイトカラー調査を継続中
いくつかの企業については調査が第3ラウンドに入った。
新規に調査が実現した企業もある。
㈮平石・宇野プロジェクト
研究会5月
6月 総合文化研究科の森正稔氏が報告。「20世紀末政治思想史の地層学」このプロジェクト研究のテーマで90年代を一つの時代として区切るのは経済からの発想で、政治思想では90年代という区切りは必ずしも適切でない、政治思想史では60年代末から70年代はじめに大きな断絶がある、という議論がなされた。
7月22日は信州大学の都築 勉氏報告で研究会を開く予定。
㈯佐藤岩夫プロジェクト
研究会
5月23日
報告 平山洋介氏(神戸大学)「住宅システムと『失われた10年』」
報告 佐藤岩夫氏「比較福祉国家論と住宅政策」
今後の予定
6月20日
報告 足立基裕氏(和歌山大学)「最近のイギリスの住宅政策の動向」
7月18日 報告 寺尾仁氏(新潟大学)
9月8日 報告 原田純孝氏、松本暢子氏(大妻女子大学)
10月以降は適宜外部スピーカーを招聘して検討領域の拡大と分析の深化を図る予定。ホームページを早急に立ち上げるべく準備中
プロジェクトセミナーの報告者を選定中
㉀石田プロジェクト
研究会
5月20日(火)日本労働研究機構「学校から職業への移行」研究の報告 鶴田典子氏、堀有喜衣氏、小杉礼子氏、石田浩氏、佐藤博樹氏
6月26日(木)「若年者のキャリア支援に関する実態調査」の報告
堀田聰子氏
今後の調査のためのワーキンググループを作り、調査票の設計・検討を始めた。
㈷樋渡・平島プロジェクト
<国内政治プロジェクト>
活動状況
・曽我謙悟氏の研究会終了
・第2段階の事務局を編成、準備集会は8月末、アメリカ政治学会年次大会(フィラデルフィア)期間中に開催することで調整中。来年初夏の第1回シンポを目標に準備現代
政治経済研究会予定
・6月17日 プロジェクトセミナー 小林良彰氏(慶應義塾大学)「日本におけるNew
Political Culture」討論者:前田幸男氏(東京都立大学)、谷口将紀氏(法学部)、石田 浩氏(社研)
・6月20日 川人貞史氏(東北大学)「「閣法・衆法・参法の議決分析」(仮題)
・7月18日 中井 歩氏(大阪樟蔭女子大学)
・9月19日 山田真裕氏(関西学院大学)
・10月17日 森 正氏(愛知学院大学)
・11月21日 待鳥聡史氏(大阪大学)
・12月19日 丹羽 功氏(富山経済大学)
<国際関係プロジェクト>
活動状況
・宮下明聡氏の研究会終了
・第一段階の成果としてInternational Relations of the Asian Pacific 寄稿分5本については、そのうち3本を、もし7月末までに独立した巻頭論文を提出するなら特集号として扱ってもよいと猪口編集長から連絡。残り2本は別途掲載とのこと。
・第2段階の事務局を編成中
国際政治経済研究会予定
・6月13日 (東京国際大学)「外圧と日本のODA」(仮題)
・7月10日 高原明生氏(立教大学)
・9月12日 天児 慧氏(早稲田大学)
・10月10日 毛里和子氏(早稲田大学)——内諾
・11月14日 国分良成氏(慶應義塾大学)
平島班
日本とドイツの比較研究を準備中。学会等を通じて参加者をオーソライズしている。 研究会を通じてこちらの理論的関心を提示しつつある。ドイツは金融部門の悪化など、バブル崩壊以降の日本の状況と共通する現象が最近注目されている。
㉂橘川プロジェクト
先月運営委員会で報告した、国際共同研究成果の英語出版・日本語出版の計画の他、アジアの企業関係について若手グループの研究成果の、文眞堂からの刊行も準備中である。