|  
                           3.新規プロジェクト、既存プロジェクト第2フェイズ 
                         | 
                      
                       
                         
                          新規 
                           
                          ㈰『日本経済と産業組織』 責任者 松村敏弘 
                          研究目的・研究計画・メンバー 別紙 
                          年度計画 2003年度 研究会の開催  紀要特集号に成果発表 
                          平成2004年度 紀要特集号かISS Research Series に成果発表 
                          可能であれば各年ともミニコンファレンスを開催してメンバー以外の研究者と研究交流をはかる。 
                          ㈪『90年代日本の思想的変容』 責任者 平石直昭 宇野重規 
                          研究目的・研究計画・メンバー 別紙 
                          年度計画 2003年度は、90年代の思想に関する情報・議論の整理、その見取図の再構成をおこない、メンバー間の問題意識のすりあわせを行う。 
                          2004年度以降は『社会科学研究』特集号その他において研究成果の発表をめざす。 
                           
                          ㈫『教育と若年労働市場の変容』 責任者 石田 浩 
                          研究目的・研究計画・メンバー 別紙 
                          年度計画 2003年、2004年度 18歳から34歳に焦点を当てた調査の実施(行動ルール・価値観の変化、卒業後の職歴等) 
                          2004年度以降 上記調査対象の若年者を追跡する第1回パネル調査の実施 
                           
                          ㈬『福祉国家と住宅』 責任者 佐藤岩夫 
                          研究目的・研究計画・メンバー 別紙 
                          年度計画 2003年度は、定例研究会、実態調査、公開シンポジウム等をおこなう。 
                          2004年度は引き続き上記を実施するとともに成果のまとめに入り、 
                          2005年度末までに書物として刊行する。 
                           
                          ◇以上の新規プロジェクトの立ち上げを運営委員会として認め、教授会に報告する。 
                          ◇所長に運営委員の補充を申し込む。 
                           
                          既存プロジェクト第2フェイズ 
                           
                          ・国内政治プロジェクト・政党グループ   責任者 樋渡展洋 
                          研究目的・研究計画 別紙 
                          年度計画 2003年度・2004年度に研究集会開催、英文出版をめざす。 
                          ・国内政治プロジェクト 
                          研究目的・研究計画 別紙 
                          年度計画 2003年夏までに研究組織と研究日程を確定。 
                          2003年度と2004年度に研究集会開催して、英文刊行をめざす 
                             
                           
                         | 
                      
                       
                        |  
                           4.各班活動報告 
                             
                         | 
                      
                       
                         
                           
                             
                              ㈰橘川プロジェクト 
                               
                              *企業プロジェクトとしての研究成果のまとめを計画中 
                               
                              1. 英文3冊 ラウトレッジから刊行予定 
                              世界の金融システム研究者の視点から日本経済を見る。 
                              これまで社研と関係のある、世界に散らばる日本研究者で、日本語も出来る研究者10人と、このプロジェクトメンバーとで構成する。   
                               
                              ・所有と経営    
                              ・労使関係 
                              ・企業間関係 
                              ・政府ー企業間関係など 
                               
                              2. 和文3冊  工藤、Hook、橘川の責任編集  有斐閣から刊行予定 
                              日本の内部からと東アジアからの視点で日本の企業体制が持つ問題を考える。 
                              ・企業内部 
                              ・地域と企業 
                              ・日本企業と日本社会 
                               
                              *3月6日、7日 国際ワークショップを開催 これは今後2年間の活動の結節点となる。 
                               
                              ㈪樋渡・平島プロジェクト 
                               
                              * プロジェクトセミナーとして企画する研究会   
                               
                              1. ミニシンポ「90年代の日本政治を捉えなおす−『流動期』の限界を超えて」 
                              日時:4月3日(木)15:00ー18:00 
                              発表者:大嶽秀夫氏(京都大学)、田中愛治氏(早稲田大学)、山口二郎氏(北海道大学) 
                              主旨:『流動期の日本政治−「失われた十年」の政治学的検証』の公刊を契機に、改めて第一線で活躍中で専門の異なる政治学者3名にそれぞれの御専門の立場から「90年代の日本政治」の核心的特徴について簡潔に発表していただき、併せて『流動期』の反省と今後の国内プロジェクト企画に資する。 
                               
                              2. プロジェクトセミナー「中国の対外政策と東アジア」 
                              日時:4月8日(火)15:00ー17:00 
                              発表者:岡部達味氏(東京都立大学名誉教授) 
                              討論者:中居良文(アジア経済研究所)、丸川知雄(社研)、石田 淳氏(社研) 
                              主旨:今や中国の対外政策研究の泰斗の感さえあり、出版会から『中国の対外戦略』を出版された岡部達味先生(今年度末まで専修大学法学部教授)に最近の中国の対外政策について発表していただく。岡部先生は90年代に精力的に中国の外交政策の編著を表わしているため、国際関係プロジェクト企画に資するだけでなく、広く所員の興味にかなう話が伺えると思われる。 
                               
                              3. プロジェクトセミナー(題未定) 
                              日時:6月17日(火)15:00ー17:00 
                              発表者:小林良彰氏(慶應義塾大学教授) 
                              討論者:前田幸男氏(東京都立大学)、谷口将紀氏(法学部)、石田浩氏(社研) 
                              主旨:90年代は経済運営面での混迷の十年であったばかりでなく、政党政治面でも無党派層の増大、政党の離合集散、頻繁な政権交替、安定多数勢力の欠如など「流動期」であった。経済運営の混迷と政党制の動揺は、どのような相乗効果を持ち、どのように有権者行動に影響を受けているのであろうか?現代日本の選挙分析の第一人者である小林良彰先生の発表は、国内政治プロジェクト企画に資するだけでなく、広く所員の興味にかなうものであると思われる。 
                               
                              *<国内政治プロジェクト> 
                               
                              (1)活動状況 
                              ・北村亘氏(甲南大学)の研究会終了 
                              ・4月3日(3—6時)『流動期』関連でミニ・シンポ企画 
                              「90年代の日本政治を捉えなおす−『流動期』の限界を超えて」。 
                              ・プロジェクト第二段階プロスペクタス作成、研究組織の形成に着手?基本的には当初の包括的企画にそって、政党班と先進国比較班の2本立で実施する 
                              ・来年度研究会は12月まで確定 
                               
                              (2)現代政治経済研究会予定 
                              ・2月21日 青木一益氏(電力中央研究所)「環境保全を巡る政策スタイルに関する日米比較」 
                              ・3月28日 森裕城氏(京都女子大学)「利益団体研究の視点・論点」 
                              ・4月 3日 プロジェクトセミナー(ミニ・シンポ「90年代の日本政治を捉えなおす」)大嶽秀夫氏(東北大学)、田中愛治氏(早稲田大学)、山口二郎氏(北海道大学) 
                              ・4月18日 福元健太郎氏(学習院大学) 
                              ・5月 9日 谷 聖美氏(岡山大学) 
                              ・5月23日 曽我謙悟氏(大阪大学) 
                              ・6月17日 プロジェクトセミナー 小林良彰氏(慶應義塾大学) 
                              討論者:前田幸男(東京都立大学)、谷口将紀(法学部)、石田 浩(社研) 
                              ・6月20日 川人貞史氏(東北大学) 
                              ・7月18日 中井 歩氏(大阪樟蔭女子大学) 
                              ・9月19日 山田真裕氏(関西学院大学) 
                              ・10月17日 森 正氏(愛知学院大学) 
                              ・11月21日 待鳥聡史氏(大阪大学) 
                              ・12月19日 丹羽 功氏(富山経済大学) 
                               
                              *<国際関係プロジェクト> 
                               
                              (3)活動状況 
                              ・中西寛氏(京都大学)の研究会終了 
                              ・プロジェクト第二段階プロスペクタス改訂、研究組織の形成に着手。国際関係プロジェクトに石田淳さんが参加 
                              ・ 来年度研究会は夏学期確定 
                              ・ 第1段階の論文4本(もう1本は査読中)の The Pacific Review (Routledge)掲載決定 
                               
                              (4)国際政治経済研究会予定 
                              ・2月14日 田村堅太郎氏(横浜国立大学)「複雑化する国際金融の中の国際銀行  規制BISマーケットリスク規制の政治学」 
                              ・3月14日 鈴木基史(京都大学)「民主国家対非民主国家の国際制度と協調−KEDOを事例に」 
                              ・4月 8日 プロジェクトセミナー 岡部達味氏(東京都立大学名誉教授)「中国  の対外政策と東アジア」討論者:中居良文(アジア経済研究所)、丸川知雄(社研)石田 淳(社研) 
                              ・6月13日 宮下明聡氏(東京国際大学)「外圧と日本のODA」(仮題) 
                              ・7月10日 高原明生氏(立教大学) 
                              ・9月12日 天児 慧氏(早稲田大学) 
                              ・10月10日 毛里和子氏(早稲田大学)——予定・内諾 
                              ・11月14日 国分良成氏(慶應義塾大学) 
                               
                              ㈫末廣プロジェクト 
                              ・2月13日 グループセミナー「中国—保障の枠組みの何かが変わったのか」 
                              (報告 木崎 翠)を開催 
                              ・今年度刊行予定のリサーチシリーズは各論の原稿は揃い、総論がまもなく出る予定。 
                              ・共同研究者である宇佐見氏(アジア経済研究所)が社会保障体制の比較論で書物を刊行した。この合評会を開催する予定である。 
                               
                              ㈬大沢プロジェクト 
                              ・2月 Alicia Giron氏の報告でグループセミナーを開催する。 
                              ・昨年9月に開催した国際シンポジウムの報告の全文が、『現代思想』1月号に収録された。  
                              ・福祉国家プロジェクトから佐藤岩夫氏がリーダーの住宅班が独立する。 
                              ・個別のグループ・プロジェクトでも科研費を申請する算段をした方がよい。 
                              末廣グループと連携してアジアの社会保障の比較をする研究計画で申請する等も考えられる。 
                                 
                           
                         | 
                      
                       
                        |  
                           5.その他 
                         | 
                      
                       
                         
                           
                            ・ドイツにおける日本の社会科学研究に関する学会ホームページで、社研のプロジェクト研究の活動が詳しく報告されている。PDFで100頁に渡り、昨年橘川氏・平島氏・佐藤岩夫氏が出席したヴィッテンベルク大学でのコンファレンスの報告、4月にイギリスで行われるコンファレンスの予告がなされている。プロジェクト自体の紹介も3頁に渡ってなされている。これは社研のホームページからの引用で構成されている。 
                             
                            ・『流動期の日本政治』と、『現代思想』1月号を、希望する運営委員に配布する。 
                           
                         | 
                      
                       
                        |    |