今後のプロジェクトセミナー
セミナーの記録と日程
全所的プロジェクト研究
 

第14回 全所的プロジェクト研究運営委員会(2001.6.26

1.予算要求

2001年度は別紙の通りの予算を予算委員会に要求する。

2. 今後のプロジェクトセミナー予定

・7月24日(火)午後3時〜5時
  テーマ 労働市場の規制改革と連合の対応
  報 告 中村圭介氏、三浦まり氏

 ・9月25日(火)午後3時〜5時
  テーマ  プロジェクト全体の研究の中間報告
  報告   橘川武郎ほか

 
3.科研費申請書

申請した科研費は今年度は不採用であったので、秋に再申請する。
 ・ウェイトのかけ方、グループの組み方を再考する。
 ・外国の研究機関に所属する研究者は、研究分担者としては申請書に入れられないが、研究協力者として「研究計画・方法」の欄に入れることができるので、この部分で海外とネットワークを組んだ共同研究であることを強調する。
 ・一つの研究機関の総力を挙げた研究というのではなく、複数の研究機関の連携で行うものであることが重要なので、海外のみならず国内の他大学研究者との協力も前面に出す。
 ・研究費の明細の欄をよく検討して修正する必要がある。
 ・研究計画・方法の欄を実際に即して充実させ、研究費明細と結びつける。 

4.各プロジェクト活動報告



㈰橘川プロジェクト

・ISS-Sheffield workshopのワーキングペーパーを、当日の議論を組み込んで修正を加えたものを集めてproceedings を刊行する予定である。現在2本を残して全ペーパーが集まっている。
・6月1日に大阪市立大学経済研究所の企業システムに関するコンファレンスにメンバー3名が参加。 


㈪樋渡・平島プロジェクト

国内
・今週末神戸大学で比較政治学会があり、樋渡、三浦、加藤3氏が参加して、プロジェクト関連のテーマで報告する予定。
・6月30日〜7月1日にワークショップを開催する。(program 配布済み)
・このワークショップペーパーを中心として紀要で特集を組む予定。

国際 
・7月に研究会を行い、9月以降も定例で研究会を開催する予定。
夏休みは、国際政治の参加者の規模が非常に拡大したため、中を再編する作業をする。
・3月のワークショップで出されたペーパー全部について合評会を行い、書物に編集すべく改訂版を発注した。
・プロジェクトの事業ではないが、9月25日〜27日に、「90年代の日本とスイスにおけるガヴァナンスの変容」というテーマで、学振による「日欧科学協力事業(セミナー)」の一環として、ワークショップを行う。
スイスから8人、国内[班]から7人が出席する予定。
前2日は山上会館、最終日はミューズホールで行う。


㈫末廣・小森田プロジェクト

・研究会
5月11日上村氏報告
6月11日サイアムセメント(タイ)の人材開発部長
6月14日末廣報告(全体のプロジェクトセミナー)
6月19日の丸川氏のスタッフセミナーも関連の深いテーマであったので取り込む予定。
・上記の報告は記録としてPDFファイルでホームページの載せることを計画している。
・メンバーが社研で行う研究会に顔をそろえることが難しいので、ホームページやメイリングリストで頻繁に情報を交換するようにしたい。
・どこかの時点で集まって半日集中的に研究会を行うことも考えている。
・DPのPart2 Chronologyは印刷所に入れて組み上げたが、ギル氏に見てもらったところ大幅な修正が入り現在整理中。日本語のPart 1は今月中に各執筆者にゲラを渡して著者校を依頼する予定。



㈭原田・加瀬プロジェクト

・研究会——5月29日 室住真麻子氏報告、
7月10日 田端博邦氏、佐口和郎氏、西谷敏氏の報告で、労働の立場 から見た90年代の福祉国家というテーマで開催する。以後も定例で開催していく。
・範囲が広いのでいくつかのテーマごとに分けて編成する予定。
*所得移転班—ルクセンブルク所得研究所にアクセスし、日本の所得統計で比較可能なものを選び出して比較研究をする。大きなデータベースを使った研究が可能になる見込み。
*社会サービス班—実態調査を計画する。
・研究会は記録を作成してホームページの載せていく。
・福祉国家を対象とする場合財政は重要なので、経済学部の神野氏ほかにオケイジョナルに参加してもらう。     


㈮中村(圭)プロジェクト

・6月14日 研究会を開き、これから予定している調査の計画を具体的に詰めるための議論を行った。
*製造業と流通から7つの企業をターゲットとして選び、ホワイトカラーの業務管 理と人事管理について調査する。 
*調査の中心メンバーは、中村(圭)、石田光男氏、佐藤博樹氏、本田ゆき氏。




㈯中川プロジェクト

・11月にメキシコでワークショップを開催する。
・ 2月のリオデジャネイロでのワークショップで出されたプロスペクタスを発展させて,
11月ワークショップのためのドラフトペーパーを出してもらうよう発注した。
・先年度作成したクロノロジーとデータベースの改訂作業の発注を行った。
・リオのワークショップペーパーを検討したところ、欠けている地域やトピックがあり、これをうめる必要がある。国内の研究者で適切な人を捜している。



㉀田中プロジェクト

・丸川氏にはスタッフセミナーで中国とロシアの民営化の比較ということで報告してもらった。
・7月12日に田島氏の報告で研究会が行われる予定だがまだ未確定。

5.英文タイトル

 旧Lost Decade?: Re-appraising Japan in the 1990s.
→新 Lost Decade?: Re-appraising Contemporary Japan.


 
<文責 土田とも子>