㈬末廣・小森田プロジェクト
研究会は火曜か木曜に定例日を決めて年間計画を立てる予定。
現在DP−Aの編集に取り組んでいる。分量が多く、2冊に分冊する。
タイトルは、
「自由化・経済危機・社会再構築の国際比較—アジア、ラテンアメリカ、ロシア・東欧—」
㈵ 論点と視角 小森田秋夫、末廣昭、中川淳司編
㈼ Chronology 末廣昭、中川淳司編
この㈼を先に今年度予算で出す。120ページ〜130ページになる予定。
2冊で終わらせず、 新年度には資料集と、問題提起の部分をもっと深化させたものを編集する予定。
今後特にロシア、東欧に関しては人員の補充が必要である。特に自由化に移行する前後の政治経済と、コーポレイトガヴァナンスと社会政策の問題、について研究体制を強化する必要がある。
中川プロジェクト、末廣・小森田プロジェクトとの連携を要請されているが、いまのところこのプロジェクトで扱う諸分野でのデータと研究の集積は提供できると思うが、それ以上の連携をどうやっていったらよいかはまだわからない。
・末廣 社会保障・社会政策研究は、ILO、世銀等も現在この分野に力を入れていて、非常なスピードで研究が進展している。プロジェクトでも人員の補強、充実と、異なるサブプロジェクト間での研究交流が必要である。末廣・小森田プロジェクトでは新任の助手の上村氏等の手を借りて、日本国内での福祉国家論とアジアの社会政策論と、概念等々どこがどう重なってどこがずれているか、を今検討している。
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