3.科研費申請書
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・特定領域研究は11月22日に文科省に提出した。
・教育学部のプロジェクトと連携するので、4月以降その報告を聴くプロジェクトセミナーを企画する。
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4.各プロジェクト活動報告
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㈰橘川プロジェクト
・DP−A
1冊目 シェフィールド・ワークショップペーパー3月末完成予定
2冊目 アジアのコーポレイトガヴァンナンスを含むジュニアチームの研究成果3月末完成予定
・シェフィールド・ワークショップ(テーマ:日本とヨーロッパのコーポレイトガヴァ ンナス)については、来年度東京で再度フォローアップのワークショップを開催し、出来れば成果を英文出版する予定。
・大阪市大と中央大学で日本企業の1990年代以降の動向に関する共同研究に参加。
・3月にプロジェクトセミナーとして開催の長井市レインボープランに関する研究会についても、中央大学のプロジェクトとジョイントで行い、一部成果を中央大学のシリーズに載せる予定である。
・4月以降、日本企業の1990年代以降の動向に関するプロジェクトを具体化させる予定。 |
㈪樋渡・平島プロジェクト
国内
・英文国内プロジェクト(7月にシンポ予定)の準備
執筆要綱と執筆者調整
・国内プロジェクト第二段階の準備開始
(紀要特集号を含めて)
・研究会
11月16日 樋渡由美氏(上智大学)報告
テーマ「連立政権下の政党行動と安全保障政策の選択」
1月25日 佐藤 祐司氏(松坂大学)
「政治意識調査に対する階層化意思決定法の応用」(仮)
2月15日 浅野正彦氏(カリフォルニア大学ロスアンゼルス)
「選挙改革と候補者選定: 自由民主党 (1960-2000)」(仮)
3月22日 前田 幸男氏((ミシガン大学)
「業績評価と政治的信頼:90年代の日本政治に対する有権者の反応」(仮)
国際政治経済
・国際政治経済プロジェクト第二段階の準備開始
12月14日幹事会で具体案検討。社研の中核部隊はノーブル、石田、樋渡。
1月18日 プロジェクト第二段階準備会(研究会は休止)
・研究会
12月4日 アメリカの「二国主義を超えて」(ペンペル・クラウス)プロジェクト との合同ワークショップ(於山上会館)
12月14日 岩間 陽子 氏 (政策研究大学院大学)「
冷戦後の危機管理とPKO??ヨーロッパの体験を中心に??」
梅本哲也氏(静岡県立大学、5/17)大量破壊兵器問題、
大芝亮氏(一橋大学)、
加藤朗氏(元防衛研究所、桜美林大学)、
等々。
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㈫末廣・小森田プロジェクト
・研究会
プロジェクトセミナーとして行った溝端佐登史氏報告「ロシア企業研究と体制転換論の動向」は、議論が盛り上がって成果が得られた。今後も相互に協力できるところがあれば連携して行きたい。
12月21日
五石敬路氏「韓国の貧困問題と福祉政策」
株本千鶴子氏 「韓国の社会福祉・社会保障政策の特徴と社会福祉研究」(仮題)
コメンテーター 細江葉子氏
1月24日
森彰夫氏(国際協力銀行開発第3部)「ハンガリーにおける民営化の政治経済学」
・来年度、SSJリサーチシリーズとして「民営化と企業行動」もしくは「生活保障システムとあらたな所得格差」といったテーマで刊行を計画している。
・アジア経済研究所の星野妙子氏が企画している2002年度からの研究会「開発途上国のファミリービジネス」(2年間)に末廣が参加する。アジア経済研究所の宇佐見氏の「比較社会保障制度研究会」などとも連携しつつ研究ネットワークを構築していく。
末廣・小森田婦ジェクトの中を次の4つぐらいのグループに分けて今後研究を進めていく計画を立てている。
末廣担当 「3地域のグローバル化・経済自由化と企業の行動・企業ガバナンス」
丸川担当 「3地域の民営化と企業再編」
小森田担当 「3地域の生活保障システムと新たな経済格差」
上村担当 「3地域の社会保障制度と福祉国家の展望」
「生活保障システム論」については、大澤プロジェクト、原田氏のサブグループ等々と もリンケージが可能と思われる。
・社研Research Series No.1 末廣昭・小森田秋夫編『自由化・経済危機・社会再構築の国際比較:アジア,ラテンアメリカ,ロシア/東欧──第㈵部
論点と視角──』が刊行され、No.2とともに近日中に配布予定。
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㈬大瀧プロジェクト
・書物の刊行は1年遅れる予定。
1冊目のテーマは公共経済である。 |
㈭原田・加瀬プロジェクト
・研究会
12月11日 相澤美智子氏 「間接差別禁止規定導入についての思索−アメリカ法における差別的効果とイギリス法における間接差別の比較からー」
1月15日 所得移転班からの報告
埋橋孝文氏 「税・社会保証制度における主婦と子への”配慮”について」大沢真理氏 「ライフスタイルの選択に影響が多い社会制度・刊行:日本の場合」
2月2日 藤原千沙氏、森川美絵氏が千葉県における介護保障調査の中間報告を行う。 |
㈯中川プロジェクト
・樋渡プロジェクトが行ったワークショップにコメンテイターとして参加した。
・3月24,25日のワークショップの準備が進行中である。
リオで行ったワークショップの際、分科会に分かれて行ったが、今回は樋渡プロジェクトのワークショップのように、全体が見渡せるように、分科会に分けずに全体で議論を行う。
現在、カザフスタンの民営化問題など2名ほど人員の補強を計画している。
法学部の大串和雄氏はpaper giverとして出席することになった。
・来年度のファンディングについては、国際交流基金を申請中。
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㉀中村プロジェクト
・秋にフランスにおいて現地の共同研究者と議論を重ねた結果、日仏両国は教育制度労働市場のあり方が非常に違うので、比較研究は困難であるとの結論に至った。
・国内のホワイトカラーの業務管理に関する調査は進行中である。 |
㈷田中プロジェクト
・中国からの共同研究者数人と、早稲田大学において研究会を行った。
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5.その他
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このプロジェクトに関連のあるシンポジウム情報
㈰ミュンヘン大学と合同で東大シンポジウム「大学の倫理」を開催する。
3月21日(木)〜23日(土) 於 山上会館
㈪2002.11
ハレ大学 Foljanty-Jost教授が中心となってドイツの日本学会の研究者などで"Lost
Decade" をめぐるシンポジウムを開催する予定で、社研から3名ほどの参加が要請されている。
㈫2003.4
シェフィ−ルド大学 Hook教授が、同様に"Lost Decade"をめぐってシンポジウムを計画しており、社研から3人の参加が要請されている。
㈪㈫は現在所長レベルで具体的な人選等を検討中である。
Hook教授とFoljanty-Jost 教授の間にも研究の連携がある。
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