*成果の発表の形について
委員長 昨年1年弱議論してきたが、このプロジェクトの全体像がまだはっきりしていない。8つのプロジェクトがすでにスタートしており、成果発表についてもそれぞれ構想があるようだ。こういう形態をとる場合に、これが全所的プロジェクトであることを担保する方法としては以下のようなものがある。
㈰各プロジェクトが出した成果全体を串刺しにするような総論的な書物を2〜3冊刊行する。
㈪プロセスを発表していく中で全体の緩いまとまりを示す。
○ディスカッションペーパーの発行
○紀要で特集を組む
○1年に1回シンポジウムを開いてそれぞれのグループの成果を持ち寄る(国際会議の場合もあり)。
○それぞれが刊行した出版物に、はしがき、あとがきその他で全所的プロジェクトの一環であることを示す。
○編者の名前を個人と社会科学研究所の併記にする。
○大部のシリーズものの刊行でプロジェクト研究の成果を代表させるのではなく、紀要の特集、ディスカッションペーパー、ホームページ等々でプロセスをどんどん外に出していく、ということで当面進めていく。
○書物の刊行が必要なチームはそれぞれの編で出し、はしがき等でプロジェクト研究の一環であることを示す。
○各チームのリーダーを中心に1〜3巻ぐらいの、全体に関わる総論的な巻を刊行することも考えられる。 いずれにしても、最終的に書物の刊行は考えた方がよい。
○編者は個人名で、場合によっては外部の人と共編でも良いと思う。はしがきでは、これこれこういう趣旨とテーマで、何年から行われた全所的プロジェクトの一環である、ということを書く。
委員長 上のような成果発表形式は、従来の方針の変更になるので、本日の教授会ではこういう議論がでていることについて報告する。
所長の方で5月下旬に、プロジェクト研究の進め方についての教授懇談会を開きたいとのことなので、その期日を5月25日とし、組織形態、発表形態等についても、そこで報告・議論する。
全学自由ゼミナールについても、もう少し先で実施する方向でやり方等検討する。
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