東京大学社会科学研究所助手の上村泰裕です。
2001年3月3日から18日にかけて、台湾で社会保障制度に関する調査と資料収集を行なってきました。台湾では現在、経済情勢の厳しいなか、遅ればせの福祉国家建設が進行中です。その現在進行形の状況を5月26日の社会政策学会で報告しました。今回、学会報告をもとにして『社会政策学会誌』第7号(2002年3月刊行予定)のための論文にまとめましたので、ごらんに入れます。引用は刊行後に同誌からお願いしますが、まだ校正の機会がありますのでコメントをいただければ幸いです。
上村泰裕「台湾の国民年金論議・素描
--グローバル経済のなかの後発福祉国家形成」