セミナーの記録と日程

全所的プロジェクト研究

第37回プロジェクト・セミナー
日本企業システムの変容と競争優位の源泉
自動車産業のグローバル化とモジュール生産システム

2002年5月7日 ◆於:社研大会議室
◆司会:橘川武郎

第37回プロジェクトセミナーの概要 
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 ㈵.日本企業システムの変容と競争優位の源泉  〔明石芳彦〕  

   1.はじめに
   2−1.日本企業に競争優位の源泉とその変化
     1)日本的品質経営方式
     2)提案制度の進展と役割
     3)提案活動と実用新案出願の関係
     4)漸進的改良の評価・検討
   2−2.市場規模右肩上がりを想定した企業行動とサブシステムの限界
   3.日本企業システムが直面した「新しい」経済競争の局面
     1)コスト削減要求の幅と戦略的行動
      ㈰最善技術(best practice)の対象が拡散、基準とすべき技術変化の方向が多様化
      ㈪1990年代になり、費用のより大幅な引下げの要請‐‐対応の限界
     2)日本的生産システムの限界と迫られる変容


 ㈼.自動車産業のグローバル競争の展開とモジュール化  〔植田浩史〕     

   1.報告の課題
   2.自動車産業のモジュール化
     1)欧州におけるモジュール化の展開
      ㈰JIT段階
      ㈪サプライヤ・パーク段階
      ㈫モジュール生産段階
     2)「モジュール」の混乱
     3)なぜ、モジュールか
     4)モジュール化は進展するのか=いくつかの視点
   3.モジュール化とサプライヤ・システムに関する一つの問題
     1)日本型自動車サプライヤ・システムの「三種の神器」
     2)分業構造=モノの流れと情報の流れ、責任と権限から考える
     3)シートのメカニック・サプライヤ独Keiper社の事例
     4)日本では今後どうなるのか
   4.小括


 ㈽.討論                 

 
  <記録:飯窪秀樹>