今後のプロジェクトセミナー
セミナーの記録と日程
全所的プロジェクト研究
 

第33回 全所的プロジェクト研究運営委員会(2003.5.15

出席  

橘川 平島 田中 末廣 大沢 中村(圭) 樋渡 中川 中村(民)
石田 松村
 佐藤(岩) 宇野 各氏
土田 飯窪 中島 各氏

1.予算関係

今年度のプロジェクト旅費・謝金についての各班からの要求を別紙の通りまとめ、会計に提出した。 校費を中心とした予算要求は5月27日までに各班希望を調査室にメイルで連絡する。

2. 今後のプロジェクトセミナー予定

㈰日 時  5月27日(火)午後3時〜5時  
テーマ  
「社会人大学院修了者の職業キャリアと大学院教育のレリバンス」
  報告者  本田由紀氏 
 加藤 毅氏(筑波大学)
 小方直幸氏(広島大学)

 小山
治氏(東京大学大学院博士課程)
 コメンテーター    矢野眞和氏(東京大学教育学部教授)

㈪日 時  6月17日(火)午後3時〜5時  
 報告者  小林良彰氏(慶應義塾大学) 
 討論者  前田幸男氏(東京都立大学)、
 谷口将紀氏(法学部)
 石田浩氏

3.科研費関係

・昨秋申請した特定領域研究のヒアリング(613日金曜日)に、社研が呼ばれることとなった。
・新しいプレゼンテーション資料を準備し、65日に橘川委員長がプレゼンテーション(15分)のリハーサルを行う。

4.各班活動報告


㈰末廣プロジェクト
417日に研究会を行った。
5月以降も月1回のペースで開催する予定。
研究会予定 
530日 宇佐見氏『新興福祉国家論』の合評会
67日 東アジアの社会保障体制  

㈪松村プロジェクト
・研究会予定 
611日  報告 Sougata Poddar   テーマ Cross Border Shopping in a Location Model
79日  報告 中村民雄氏

㈫中川プロジェクト
・成果刊行のための作業中。
出版社に提出するプロポーザル案をメンバーに回覧している。
出版者に要請されたレビューを依頼する人推薦のための問い合わせを出している。
・他に今年度はISS Research Series 2冊、紀要の特集号1冊を計画している。
・第2フェイズでは、とりあえず月1回の研究会開催から始めていく。

㈬田中プロジェクト
ISS Research Series (田島氏)を昨年度刊行した。6月にこの合評会を行う予定である。
SARSの影響で夏休みに予定されていた中国との共同研究が中止となり、今後の見通しは未だ立っていない。

㈭中村圭介プロジェクト
4月は定例の研究会を行った。 今年度は企業のホワイトカラーの調査を継続しており、現在数社を調査中。今年度中に終了する予定である。

㈮平石・宇野プロジェクト
421日第1回打ち合わせと研究会を行った。90年代日本の思想変容をどう絞り込むかを縦軸、世界の異なる思想潮流との関係を横軸に、議論していくこととなった。
・研究会は、宇野重規氏の報告で、「『民主と愛国』小熊英二著」をめぐって行われた。
・第2回研究会は、616日 森 正稔氏の報告で、「20世紀末政治思想史の地層学」というテーマで開催予定である。
 
㈯佐藤岩夫プロジェクト
418日 第1回研究会・打ち合わせを行った。
・この班では、90年代の日本の住宅政策・住宅問題の動向を踏まえ、さらに今後の道筋も展望しながら、住宅政策のレジームの再構築、諸外国の住宅政策との比較、福祉国家システムとの関係、などを議論していくこととなった。
5月〜7月まで月1回研究会を開き、メンバー相互の問題意識・論点の集約を行う。

㉀石田プロジェクト
411日 第1回研究会・打ち合わせを行った。今後のパネル調査については科研費決定後まで保留。現在までのパネル調査・蓄積されたデータ・資料を洗い直す、これまでの若年層の労働問題調査をサーベイする、の2点から取りかかる。
5月も定例の研究会を開催する予定。
樋渡・平島プロジェクト

<国内政治プロジェクト>
活動状況
・福元健太郎と谷聖美両氏の研究会終了
・第2段の事務局を編成、今年中の準備集会と来年初夏の第1回シンポを目標に準備
現代政治経済研究会予定
・5月23日 曽我謙悟氏(大阪大学)「ゲーム理論による制度改革分析」
・6月17日 プロジェクトセミナー 小林良彰氏(慶應義塾大学)
      討論者:前田幸男氏(東京都立大学)、谷口将紀氏(法学部)、石田浩氏(社研)
・6月20日 川人貞史氏(東北大学)
・7月18日 中井 歩氏(大阪樟蔭女子大学)
・9月19日 山田真裕氏(関西学院大学)
・10月17日 森 正氏(愛知学院大学)
・11月21日 待鳥聡史氏(大阪大学)
・12月19日 丹羽 功氏(富山経済大学)
<国際関係プロジェクト>
国際政治経済研究会予定
6月13日 宮下明聡氏(東京国際大学)「外圧と日本のODA」(仮題)
・7月10日 高原明生氏(立教大学)
・9月12日 天児 慧氏(早稲田大学)
・10月10日 毛里和子氏(早稲田大学)——内諾
・11月14日 国分良成氏(慶應義塾大学)
㉂大沢プロジェクト
4月に福祉国家グループの海外協力者が中心となって開かれたイギリスのリーズ大学でのワークショップに大沢氏が参加。 福祉国家の日・独・英・米比較の視点から、生産システムやジェンダーレジームも組み込んだ報告と討論が行われた。
・今年度は、ブレーメンでのワークショップ、年度末に東京でのワークショップを予定している。・加瀬班は地域経済再考を主題に組み替えることとなった。
・サブグループのリーダーが集まって内容的な連携をはかるミニ研究会も予定している。
527日 グループセミナー開催予定 報告 藤原千沙氏 テーマ 日米の母子世帯とWelfare-to-Work 政策

㉃橘川プロジェクト
3月のワークショップをもとにペーパーを集め、日本語で3冊、英語で2冊の書物の刊行を計画中。日本語3冊のうち1冊は世界のジャパノロジストに日本のことを執筆してもらい、あとの2冊は日本人の若手を中心としたメンバーが執筆する。
・年内に日本人メンバーでワークショップを開く予定。

<文責 土田とも子>