今後のプロジェクトセミナー
セミナーの記録と日程
全所的プロジェクト研究
 

第9回 全所的プロジェクト研究運営委員会(2001.1.18

出席  

橘川 平島 田中 中村(圭) 大澤 末廣 樋渡 中村(民)各氏

安岡 土田 表江 佐野 中島 各氏

欠席 大瀧氏
1.予算状況について

今年度の各プロジェクト予算の執行状況(別紙)をもとに、今後の執行について確認を行った。

2. 今後のプロジェクトセミナー予定

 
・2月6日  国則守生氏(日本政策投資銀行調査部長)  テーマ 地球温暖化問題について

・3月27日に大沢グループが、宮本太郎氏報告で「比較社会政策論の現在」を行う予定。これを全体のプロジェクトセミナーとして開催することもありうる。

 
3.プロジェクト成果発表形態

・いままで運営委員会で合意されているものは別紙の通りである。
 (別紙を教授会に提出)
・2冊〜3冊と想定されている「総集編」は、個別の成果の要約でも、単に各グループの責任者が集まって執筆したものでもなく、プロジェクトを進めていく中で出てきた論点について、かみ合った形で議論するようなもの
が望ま
しい。
実質上の編集は運営委員会が行い、原稿はすべて書き下ろしとする。刊行時期は2004年度が目標だが2005年度もあり得る。・外国からの参加者には、完成原稿が渡された時点で原稿料を支払うことが通例となっているので、それが可能になる方向で検討する。

4.各プロジェクト活動報告


㈰橘川プロジェクト

・3月17,18日のシェフィールド・ワークショップの準備中各報告者からアウトラインが出され、配布されている段階である。末廣氏がペーパーのみ参加。
・企業関係については来年度から活動を開始する。
・アジア経営史学会を母体として留学生も参加させ、アジア・パースペクティブも入れる計画である。


㈪樋渡・平島プロジェクト

・研究会予定(国内)
  日時 : 2月16日(金) 午後6時30分〜

  報告 : 眞柄 秀子氏(筑波大学)

  テーマ:「フローズン・デモクラシー:その成立と変化」

  日時 : 4月20日(金) 午後6時30分〜
  報告 : 加藤 淳子氏(東京大学)       
  テーマ:「福祉国家の税収構造」

・国際シンポジウム  (社研シンポジウムとして開催)

 ㈰2001年3月12日〜14日

 テーマ 「国際化」・「冷戦」以降—国際秩序の変容と日本

 ㈪2001年12月  (社研シンポジウムとして開催)

 「国際」のほうは12月まで研究会を休止し、上記のシンポジウムの論点、論文の改定点などを詰めていく予定。

・我々の「国内」と「国際」プロジェクトの議論を進めていく過程で、日米関係とアジアの経済・金融の問題がクロスする事がはっきりしつつある。


㈫末廣・小森田プロジェクト

・DP−Aの準備中。中身は中川プロジェクトと合同。
 高龍秀氏の論文ほかメンバーの論文数本 ラテンアメリカとロシアの文献目録
 ロシア・東欧、東南アジア、ラテンアメリカの自由化と危機のクロノロジー
 などを予定している。


㈬大瀧プロジェクト

・12月3日に、「公共経済」のテーマでミニコンファレンスを行った。これは紀要の特集号に掲載する予定の内容であると同時に、今後練り上げて最終成果の第1巻に結実するものである。




㈭大澤プロジェクト

・研究会

2月15日と3月27日(報告者宮本太郎氏)にグループプロジェクトセミナーを行う


㈮中川プロジェクト


・ワークショップ   2月19,20日 於 リオデジャネイロ

・1月15日に世界銀行と東京大学が共催で行ったシンポジウムに出席した。

 河合氏がコーディネーターで、今後のシリーズで続けていく予定。

 テーマの関係上引き続き末廣プロジェクト共に関わる見込み。

 合同セミナー開催もあり得る。




㈯田中プロジェクト

2月13日に調査に関係して研究会を予定している。

グループ内の打ち合わせになる場合もある。


㉀中村(圭)プロジェクト

・研究会

1月19日、2月16日、3月19日に、調査とそのまとめの方向性を確定するための打ち合わせを行う。4月以降プロジェクトセミナーとして開催する方向である。

5.来年度非常勤講師

今年度の4人は継続で合意が得られており、新たに募集した別紙の候補のうち以下の方々を新規として教授会に提出する。


西谷 敏
  大阪市立大学法学部教授   労働法     大沢プロジェクト

飯田敬輔 青山学院大学助教授     国際政治学   樋渡・平島プロジェクト

高 龍秀 甲南大学経済学部教授    東アジア経済  末廣・小森田プロジェクト


                                                                   
 
<文責 土田とも子>